第一話:クローン病と気付くまでの話

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まえがき

19歳から20歳になる時、人生でも楽しい時期であるでしょう。

まず第一に酒が解禁される。これが一番大きいかな?まぁ”悪い子”もいるでしょうがね。僕は違いましたよ。

周りは夜中まで飲んで、朝には机でぶっ倒れているなんて奴もいましたよ。二十歳らへんなんてそんなもん。

そんな中に僕もいたら良かったんですけどね。

この一番楽しいであろう時期に、一番サイアクな時期を過ごした男の日記へようこそ。

なんかおしゃれでしょ?

 

Diary1

僕の19歳から20歳の日々のうち、半分はトイレの個室に籠っていました。

友達がいなくてトイレで暮らしていたわけじゃない。まぁそれもちょっとだけあるかもしれない。

そんなことより下痢が一生止まらない

その時は生活するエリアの全てのトイレを巡って回っていましたね。

俺が10分以上留まった場所をGoogleマップに連動させたら優秀なトイレアプリが出来るでしょうね。

トイレとトイレの間で漏らすこともあったくらい。年齢が年齢だけに凹むこともありましたね。まぁほぼ”綺麗な水”ですけど、そういう問題じゃない。

ただそんなことで何かが変わるわけでもない。いつも通り学校へ行き「最近トイレが多いね」と言われ、「まあね」と答える。そんなこんなで数か月経ちました。

 

 

しかしとある日、今までに無かった変化が訪れる。

ケツがメチャクチャ痛い、痛すぎる!

そして、ケツから出ている液体が”下痢ではない別のもの”であると気付くのです。
(もちろん下痢の時もありますよ笑)

ケツから膿が出ている。。。

当時の痔の知識として、痔の種類がイボ痔と切れ痔と痔瘻の3種類があることは知っていました。

痔瘻は昔ダウンタウンの浜ちゃんがなったらしく、そのエピソードトークで知りました。その番組を見ていなければこの異変に気付くのはもっと遅くなっていたかも。浜ちゃんに感謝感謝。

俺、痔瘻ちゃう?

こう思うのもツラかったですよ。痔瘻は手術でしか治りませんからね。19歳にして俺は痔の手術をしなければならんのかと。

昔「そんな手術一生嫌や」と、なんなら「そんなんならんわ!」と思ってさえいたのに、この年齢で。。。

でもその時は本当にとにかくケツが痛い。このままでは耐えられないと本気で思っていたので、病院へ行くことに。

前日親に「ケツが痛すぎて、膿っぽいのも出てる気して、、病院行ってくる。」って、お尻の痛さとお腹の痛さと恥ずかしさで死にそうになりながら言ったのを覚えてます。

 

そしてそんな気持ちになってまで病院の近くまで来たら、入るのが恥ずかしいという。

別に周りの人なんて僕のことを見て何の感情もないでしょう。ていうか見てないでしょう。知らない人だから。

それでもなんか肛門科に入るっていうのは、二十歳を手前にした人間からすると恥ずかしいもんですよ。

腹をくくって院内へ入るとお尻を痛そうにしている人もいてビビるわ、周りは同じ悩みを抱えている人なのになんか恥ずかしいわで、受付の人に声をかける時は顔引きつりながらでした。

問診票やら血液検査やらやって、いよいよ本番ですよ。

後々いろいろ手術もしましたけど、マジで人生のうち1,2を争うくらい緊張した

「ズボン下げてくださーい。」

なんで女の人なん?って思ったけど助手が女性なのは仕方ない。野郎どもは我慢しな。
逆に女の人が患者の場合は女性の先生がやってくれる場合も多いんだとかなんとか。(断定はできません。地域にもよるでしょう。)

先生はいい歳のおじさん、そんくらいの方が安心できるでしょうか?

「はい、いきますよー」からは結構しんどかったとだけ言っておきましょう。しかし本当の地獄はその後だった。。。

「ちょっとこれだけでは分からないんでー、内視鏡とエコー検査しますね。」

これを聞いた時は時が止まりましたね。まだあんのかと。

内視鏡検査は大腸を見てもらう時にやってもらうんですが、大人なら何回か受けたことある人もいるでしょう。このときの僕のように若かったら馴染みがないかもしれませんが。

内視鏡検査は本来、前日から始まっていて下剤でお腹をスッカラカンにしてから、いざ本番の時も鎮静剤でほぼ寝ている状態でやるものです。

しかしこの時は

寝かされてソッコーでズボーンと入れられました。

本来前もって同意書で鎮静剤を使う事や色々なことを同意したうえでやりますが、急遽行ったということで、その辺の薬が使ってもらえなかったんですねー。

これがまぁツラい

しかもお腹をスッカラカンにしたわけでもないので詳しいことは分からないんですよね。便が邪魔で見えづらいんだと。後日またやると言われた時にはもう。。。(その時は急遽じゃないので楽でしたがこの時は知る由もなかった)

そんでエコー検査もなかなかの器具をお尻に入れられ、しかもグルグル動くという。。。

これも言うまでもなくツラい

 

エコー検査の結果、

「この辺に膿が溜まっているので切開しましょう。」

ここまでの1~2時間くらいでしょうか?人生でも1,2を争うくらいツラい瞬間を過ごして、更に痛いのが待っているのかと。目の前1mに死が見えた気がしました。

ここで僕を救ったのは自分自身がまだ20歳になっていなかったということ。切開する時の部分麻酔には親の同意が必要なんだと。

「今すぐ親御さんに電話して聞いて下さい。」

僕は電話をかけました。

絶対出るなよと思いながら

幸運なことに出なかったんですよ。その為後日に切開をすることになりました。もう身も心も持ちそうになかったので、本当に電話に出なくてありがとうとお母さんに言いたい。

ある程度の検査を終えて、説明を聞くと

あなたは恐らくクローン病ですと

この歳で痔瘻、腸の炎症などを見るにほぼ確実にそうなんだと言われました。クローン病についても話してくれましたが、その時は体力の限界で聞き流しました。

 

あとがき

簡単に言うとクローン病と分かったのは、僕が痔瘻の痛みに耐えかねて肛門科に行ったからです。

クローン病の人間は全員痔瘻なのか?痔瘻になったことがあるのか?

恐らく100%ではないでしょう。

痔瘻じゃなければどういうきっかけでクローン病と分かるんですかね?

お腹が痛すぎて病院行って先生に大腸検査を勧められるとかでしょうか?

 

自分の時はこんな感じでしたよーというのがあれば教えて欲しいです。コメントでもTwitterでも

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